よくあるご質問

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変な文字が読み上げられてしまう。

 システムが正しく本を読み取れていない場合と、ポストポンと呼んでいる処理が正しく行われない場合があります。

 物理的に本のページ全体が撮影されていないと正しく読み取れません。本の下半分だけを撮影してしまっているような場合には画面内の文字だけを変換します。

 本のページは見開きではなく、1ページずつ撮影してください。ボックスをお使いの場合は、本の「ノド」と呼ばれる、閉じられている中央の部分のにボックスを寄せて、本のノド付近に印刷されている文字まで十分に画面にはいるようにしてください。

 本を撮影した後は、本のノンブルを検出するための処理を行ないますが、本と同系色の机で本を撮影した場合や、木目調のテーブルで本を撮影した場合には、画像処理が正しく行えない場合があります。本の下に黒い模造紙を敷いて撮影していただくと正しく処理が行えます。

 きれいにページが撮影されていても、サーバーで文字を誤変換する場合があります。漢字にルビがついていると、そのルビの部分を本文の後に読んでしまう場合もあります。文中に長い棒線がはいっていると、その前後の文章の読み上げの順番を間違えてしまう場合があります。ページの細かいゴミによって漢字を読み間違える場合もあります。

 このほか、YourEyesサービスでは、ポストポンと呼んでいる独自の処理を行なっています。
 1ページずつ本を撮影して読み上げていきますが、ページの終わりで文章が終わっている場合ばかりではありません。文章が次のページにまたがっている場合があります。こうした場合、文章の切れ目で区切って本が読まれるように、ページの最後の句点以降の文章を読み上げず、次のページを読むときに最初に読み上げなかった文章を読み上げるようにしています。この処理をポストポン処理、後回し処理と呼んでいます。
 ポストポンで後回しにした文章は、次のページの冒頭につけるのが正しい処理です。しかし、何ページかと読み飛ばしてしまった時には、ページの最後の文章を間違ったページの冒頭に付けてしまうことがあります。
 ある本を、時間をおいて再び読んだ時に、そのページの最初に意味の繋がらないような文が読み上げられることもあります。この冒頭の意味の繋がらない文章は、本来であれば別のページの冒頭につけられるようにポストポンされた文章です。

 ポストポン処理はまだ完全ではありません。今後もより精度を高めていきます。

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