アプリで本を読むときや、ボランティアツールで本の読み上げ修正を開始するときには、ISBNと呼ばれるコードで本を特定、識別します。
ISBNとは、インターナショナル・スタンダード・ブック・ナンバーの略で、本に固有の番号です。現在は13桁の数字を使っていますが、2006年末までは10桁の数字が使われていました。古い本にはISBNコードがついていません。
13桁のISBNコードの場合、日本語の書籍はかならず、最初の4桁が9784からはじまります。
アプリで本を読み始める場合、メインメニューで「表紙で本を選ぶ」か「ISBNを入力する」を選択します。「表紙で本を選ぶ」を選択した場合は、本の裏表紙と表紙をカメラで撮影し、本に印刷されたISBNコードを自動的に読み取ります。
ISBNが読み取れない場合には、「ISBNを入力する」画面で、本のカバーや奥付のページに印刷されたISBNコードの数字を入力してください。
ISBNコードを入力しなくても本を読むことはできますが、ボランティアの修正データを活用することができず、読み上げの快適さが落ちることがあります。
一度、ISBNコードで識別した本を続けて読む場合には「ISBNを入力する」を選択してください。アプリは前回起動された時に読まれた本のISBNコードを覚えていますので、ISBNコードを入力しなくても読み始められます。
ISBNコードは本に固有の番号ですが、異なる本に同じISBNコードが割り振られている場合もあります。たとえば毎年刊行される年鑑や白書などの内容が違う本に同じISBNを割り振るなど、割り振りが出版社の裁量によって異なる場合があります。
本の表紙を撮影し、そのISBNコードに対応する本が複数ある場合は、候補リストが表示されます。もし、どの本を読もうとしているかわかる場合にはリストから選択してください。